入社、営業・人事・運営と幅広いキャリアを歩んだ8年間

私は2018年4月に新卒でラーニングエッジに入社しました。

入社後最初の2年間は営業部門に配属され、お客さまへのヒアリングや体験セミナーでのセールス、さらには受講後のアフターフォローまで一気通貫で担当していました。マーケティング部門に集客していただいたお客さまに対し、課題をお聞きして最適な講座を提案し、受講後もカスタマーサクセスのように伴走するスタイルでした。

3年目からは、入社前から希望していた人事部門へ異動となりました。ちょうど会社として新卒採用に力を入れるタイミングだったこともあり、新卒・中途採用を中心に業務を担当し、一方で評価制度の運用など幅広く組織づくりにも携わりました。

その後、セミナーの開催形態がリアル開催からオンラインやハイブリッド開催へと進化し、講座数やお客さまが急増する中で、セミナー運営組織の体制強化が必要となりました。

そこで4〜5年目のタイミングで運営部署へ専任異動し、組織の基盤づくりに本格的に取り組み始めました。現在は、CS/ES部 運営ユニットのユニットリーダー(UL)として、講座運営の統括およびチームメンバーのマネジメント・育成を担当しています。

時代が変わってもブレない軸。入社を決めた2つの理由とは

私がラーニングエッジへの入社を決めた決定打は、自分の就職活動で重視した「企業理念(フィロソフィー)への深い共感」と「時代の変化に応じて価値を生み出せる無形サービス」という2つの条件に合致したということからです。

就職活動を始めた当初、「これがやりたい」という明確な希望があったわけではなく、合同説明会で直感的に「ワクワクするか」を基準に会社を見て回る日々を送っていました。しかし、選考が進み、自分の考えがブラッシュアップされる中で、自分が会社選びで大切にしたい軸が定まっていきました。

1つ目は、「会社が大切にしている価値観への共感」です。就職活動中、どれほど魅力的な社員に出会えたとしても、大きな会社であればあるほど、その人と実際に同じ部署で働ける保証はありません。もし憧れの先輩が退職してしまったら、働く理由を見失ってしまうかもしれない。だからこそ、時代や人が変わっても不変である「企業の経営理念やフィロソフィー」に共感できるかを何よりも重視しました。

だからこそ、ラーニングエッジの考え方にある「会社を愛し、商品を愛し、仕事を心から楽しむこと」という言葉に触れたとき、強く心が動かされたのを覚えています。「自分が扱うサービスに心から誇りを持ち、好きだと言える環境で働きたい」。ここなら自分の理想とする職場ではないかと確信しました。

2つ目は、「時代の変化に合わせて価値を提供できる無形サービスであること」です。

ラーニングエッジが扱うのは「教育」という無形コンテンツです。決められたモノを売るのではなく、変化の激しい時代においてお客さまの人生や経営を良くするための一助になれる点に大きな魅力を感じました。

また、面接で「将来的に学生向けの教育サービスを立ち上げたい」と思いを伝えた際、「ないなら作ればいい」と背中を押してもらえたことも、入社を決意する決定打となりました。

できない理由を探す自分からの脱却。「プロとしての覚悟」が育んだ成長の土台

「プロとしての覚悟」と「どうすれば達成できるか」を考え抜くこと。それは、営業・人事・運営という3つの職種でさまざまな挑戦を経験する中で、私が身につけてきた仕事への向き合い方です。

入社前、「1年で3年分の成長ができる環境」だと説明を受けていましたが、実際に足を踏み入れた現場のスピード感は想像を遥かに超えていました。会社やサービスが成長していく中で、新しい取り組みが次々と生まれ、前例のない仕事に挑戦することも少なくありませんでした。入社当初は目の前の仕事を覚えるだけで精一杯でしたが、あの圧倒的なスピード感のなかで走り続け、必死にもがいてきたからこそ、今の自分があるのだと感じています。

しかし、ここに至るまでの道のりは決して順風満帆だったわけではありません。特に強く記憶に残っているのが、入社1〜2年目の営業時代に味わった、キャリアの中で最も大きな挫折と悔しさです。

入社当時は、営業は対面でのご案内が中心だったこともあり(現在はオンライン化が進んでいます)、全国のお客さまのもとへ足を運ぶなど、日々無我夢中で仕事に向き合っていました。

そんな中、会社として新たにリリースしたばかりの高価格帯サービスの第1号案件を担当することになりました。社内でもまだ前例や決まった手順がない新しいプロジェクトであり、新卒の私にとっては非常にチャレンジングなミッションでした。期待に応えようと必死になるあまり、いつしか自分のキャパシティを超えて余裕を失ってしまっていたのです。

結果として、私は上司と約束していた納品物の納期を守ることができませんでした。その際、上司から言い渡されたのは「1年目であってもお客さまの前ではプロ。約束を守れず迷惑をかけるなら、担当を外れるように」という厳しい一言でした。

1年目だからと甘えていた自分を突きつけられたショックはあまりに大きく、当時の私は「出張続きで物理的に時間がない」「社内に前例がないから仕方ない」と、心の中でできない理由ばかりを探して言い訳をしていました。プロとしての意識の低さを痛感すると同時に、自分の不甲斐なさと悔しさで胸がいっぱいになり、オフィスで「もうダメだ…」とうなだれてしまうほど落ち込んでいたのを覚えています。

そんなどん底にいた私を引き上げ、この深い壁を乗り越えさせてくれたのが、どこまでも寄り添い本質的な指導をしてくれた上司や先輩の存在でした。

直属の上司は、落ち込む私を感情的に責めるのではなく「起きた事実」と「個人の感情・解釈」を冷静に切り分け、「なぜ遅れたのか」「次どうすれば防げるか」を論理的に整理して道筋を示してくれました。また、デスクで頭を抱えていた私に、先輩がフィロソフィーの言葉を引用して「『もうダメだ』と思ったときが、成長と成功の始まりだね」と優しく声をかけてくださったのです。その一言がハッと胸に刺さり、「これは逃げる場面ではなく、自分が変わる絶好のチャンスなんだ」と深く納得して気持ちを切り替えることができました。

この経験を経て、私の仕事に対する姿勢は根本から変化しました。「時間がない」と言い訳をするのではなく、「どうすれば期日までに達成できるか」を考える思考習慣が身につきました。万が一間に合いそうにない場合は、事前に相談して打ち手を講じる。納期を守るという当たり前の行動の裏には、社内やお客さまからの「信頼」が懸かっていること、そして自分の仕事がどこに影響を及ぼすかという「全体の目的と影響範囲」を常に意識して行動するようになったのです。この失敗と学びこそが、現在の私の仕事における揺るぎない土台となっています。

たった一本の電話が、経営者の人生や会社の未来を大きく変える

職種が変わっても、私が最もやりがいを感じるのは「自分の関わりが、誰かの変化のきっかけになった」と実感できる瞬間です。

その原点となっているのが、営業時代に出会ったあるお客さまとの出来事です。 それは、営業時代、夏のキャンペーンの一環として、過去に講座をご受講くださったお客さまへのアフターフォローのご連絡をお入れしていた時の出来事です。

私はある経営者の方とお話しする機会がありました。その方は、数年前に弊社のセミナーに興味を持ってくださっていたものの、当時は受講を決断できず、その後の3年間、業績が低迷して悩み続けておられたのです。「あの時踏み出せなかったことをずっと後悔していた」とおっしゃっていました。

電話越しにお話をお聞きし、現在の課題に寄り添いながら再度受講をご提案したところ、その経営者の方は決意を固めて受講をスタートしてくださいました。その後、講座を受けて、自らの会社の経営に活かした結果、後日の講座内で「丸山さんがあの時一本の電話をくれたことがきっかけで、会社が変わり、過去最高業績を達成することができました」と、大勢の受講生の前で感謝の気持ちをシェアしてくださったのです。

提案を受け入れてくださるかどうかを決めるのはお客さま自身です。しかし、きっかけとなる選択肢を適切なタイミングでお届けできなければ、お客さまの変化は生まれません。「私たちがかけるたった一本の電話が、誰かの経営や人生を劇的に変える大きなきっかけになる」—そう実感した瞬間であり、今でも忘れられない胸を打つ出来事として心に残っています。

現在はセミナーや講座の運営を担当していますが、その本質的なやりがいは営業時代と変わりません。表からは見えにくい業務ですが、運営の「質」こそが、参加されるお客さまの学びの質と直結しています。当日のスムーズな進行はもちろんのこと、事前の緻密な準備やトラブルの先回り予防を徹底することで、お客さまがストレスなく学びに集中できる環境をつくっています。

講座後のアンケートで「素晴らしい運営のおかげで集中して学べました」「他のセミナーとは気配りのレベルが違う」といったお声をいただくたびに、陰から人の変革を支えるこの仕事の責任と誇りを実感しています。

お客さまへ最高の受講体験を届けるために—仕事の細部にまで気を配るプロとしての意識—

講座を通してお客さまの学びを最大化するには、営業、マーケティング、CS、そして運営といった各部署が密に連携し、ワンチームで動くことが不可欠です。

その中で私が特に意識しているのは、「ゴールから逆算したスケジュール管理」と「影響範囲を見極めた先回りのコミュニケーション」です。

私はこれまで、営業、人事(管理部門)、運営と社内の多様な職種を経験してきました。営業時代の「現場のスピード感や顧客の熱量」、管理部時代の「ルールや全体のバランスを見る視点」をどちらも身につけられたことは、現在の強みになっています。

例えば、新しい講座を立ち上げる際、「何をいつまでに決めるべきか」「どこでリスクが発生しそうか」「どの部署に事前に相談を入れるべきか」といった全体像がクリアに見えるようになりました。

「運営の仕事は決まったものを形にするだけ」と自分の役割に線を引くのではなく、お客さまに迷惑がかかりそうな不備やスケジュールの遅延を見つけたら、他部署であっても積極的にリマインドや改善の提案を行います。

例えば、お客さまの申し込み情報の連携が少しでも滞ると、当日名札が用意されていないといったトラブルに繋がり、顧客満足度を損ねてしまいます。日頃から細やかな共有と納期確認を徹底し、全員が同じゴールに向かって気持ちよく走れる体制を整えることが、運営リーダーとしての私の大切な役割です。

また、チーム内には社員だけでなく、学生インターンやアルバイトなど多様なメンバーが在籍しています。だからこそ、誰にとっても業務上の不明点やSOSを出しやすい開放的な雰囲気づくりを心がけています。マルチタスクが求められる現場だからこそ、お互いに声を掛け合い、臨機応変にフォローし合えるチーム組織を目指しています。

成長の連鎖:育てられる側から「若手を伸ばす側」へ

先輩たちから教えていただいた学びや理念(フィロソフィー)を次の世代へ引き継ぎ、誰もが目的意識を持って自発的に成長できる組織を育てること——育てられる側から「伸ばす側」へと立場が変わった今、それこそが私の最も大切にしている役割であり、チームリーダーとしての大きなやりがいだと思っています。 現在、運営ユニットには新卒入社したばかりのメンバーや、入社前の学生インターンが多く関わっています。業務に慣れないうちは、セミナー運営の仕事がどうしても「テキストの発送」や「会場の設営」といった単なる「事務作業・タスク」に見えてしまうことがあります。 しかし、その作業一つひとつの先にいるのは、真剣に会社を良くしようと学びに来られている経営者を中心としたお客さまです。もし準備に不備があれば、お客さまの貴重な学びの機会を損ねてしまうことになります。 だからこそ後輩を指導する際には、かつて私が先輩から教えていただいたように、単に作業手順を教えるのではなく「なぜこの仕事が必要なのか」「不備があるとどんな影響を及ぼすのか」という目的や影響範囲を丁寧に対話で伝えるようにしています。ミスが起きたときも感情的に注意するのではなく、その背景にあるプロ意識や本質的な目的をしっかり共有することを意識しています。 そうした関わりを続けていくと、最初は受け身だったメンバーが「お客さまのために何ができるか」を自発的に考え、先回りして動けるように変化していきます。その成長の瞬間を見届けることは、リーダーとして何よりの喜びです。 私自身、落ち込んだり壁にぶつかったりしたときにいつも支えにしている考え方があります。それは、ラーニングエッジの社是に掲げられている「心を高める、天を敬う、人を愛する」と言う言葉にある「心ひとつ置きどころ」という考え方です。 目の前で起きた出来事そのものは変えられなくても、それをどう受け止め、次にどうつなげるかは自分次第です。苦しい出来事も、少し見方を変えることで、自分を成長させるきっかけになることがあります。

私自身、この考え方に何度も支えられてきました。だからこそ後輩が壁にぶつかったときには、考え方を一方的に教えるのではなく、その人自身が経験をどう受け止め、次にどう活かしたいのかを一緒に考えられる存在でありたいと思っています。

それぞれが自分なりに経験から学び、前向きに成長していける。そんな環境をつくることが、今の私がリーダーとして大切にしたいことです。

「この環境で本当に良かった」と心から思える理由ラーニングエッジで成長した日々を振り返って

入社してから8年間、営業、人事、運営とさまざまな仕事を経験してきました。入社当時には想像していなかった仕事もたくさん経験し、自分自身の役割や会社を取り巻く環境も大きく変化してきました。

それでも、新卒から8年間ラーニングエッジで働き続けてこられた原動力の一つは、入社時から共感していた「会社を愛し、商品を愛し、仕事を心から楽しむこと」という考え方にあると思っています。

自分が働く会社や提供するサービスに誇りを持ち、自分の仕事を好きでありたい。その想いは、8年経った今も変わっていません。

一方で、営業、人事、運営と異なる仕事に挑戦し、それぞれの経験から得た学びや成長の積み重ねが、今の自分につながっています。一つの会社にいながらさまざまな仕事に挑戦し、多様な視点を身につけられたことも、この8年間で得た大きな財産です。

今後も、役割や仕事内容は変わっていくかもしれません。それでも、自分たちが提供するサービスがお客さまや社会をより良くすることにつながっていると信じ、その価値をさらに高められる存在になっていきたいです。

最後に、これから就職活動や転職活動に挑む20代・学生の皆さんに伝えたいことがあります。

会社を選ぶとき、仕事内容や条件ももちろん大切です。でも、それと同じくらい、「その会社は何を大切にしているのか」をぜひ見てほしいと思います。

仕事内容や役割、一緒に働く人、会社を取り巻く環境は、長く働いていれば変わっていくものです。だからこそ、「この会社が大切にしている考え方に共感できるか」「自分も同じ方向を向いて働きたいと思えるか」という、簡単には変わらない部分を見ることが大切だと、8年間働いてきた今、改めて感じています。

そして、今の自分にできることだけで、自分の可能性を狭める必要もありません。

私自身、入社した時から今の仕事ができたわけではありません。失敗をして悔しい思いをし、できない自分に失望することもありましたが、周囲の仲間や先輩に支えられながら泥臭く挑戦し続けたことで、できることの幅が少しずつ広がっていきました。

ラーニングエッジには、若手であっても自ら考え、手を挙げれば大きな挑戦と責任を委ねてもらえる環境があります。自由と責任のなかで磨いた力は、間違いなく一生物のキャリアになります。

「自分はどんな考え方を大切にして働きたいのか」。

ぜひ自分自身の価値観と向き合いながら、その想いを大切にできる会社を選んでほしいと思います。