ばんとく

はじめての「絆徳経営」

by 絆徳の経営スクール


1. 「絆徳経営」とは何か?

2022年1月に発売された書籍『絆徳経営のすゝめ』は、Amazonにて8部門でランキング1位となるほどの話題となりました。

さて、この「絆徳経営」とは、どのような経営理論なのでしょうか?

その概念を図示すると、下記のように表現されます。

Amazonにて8部門でランキング1位を獲得

このモデルから分かるように、絆徳経営の定義は、「理念・社会性と、経済合理性を矛盾なく両立する経営」とされています。簡単に言えば、理念と利益の両立であり、それは、「絆徳」によって、絆を作るだけで実現できるというのです。

確かに、お客さまとの絆ができれば、リピート購入が増えて利益がアップします。社員との絆ができれば、定着率があがり採用コストが軽減され、利益がアップします。では、その絆を結ぶことを実現できる「絆徳」とは、そもそもどのような考え方なのでしょうか?


2. 「絆徳」とは何か?

まずは、絆徳の定義からご紹介しましょう。絆徳は、下記のように定義されています。

あなたが相手によいことをするので(①)
ずっと一緒にいられる関係性(②)

この①の部分が「徳(とく)」、②の部分が「絆(きずな)」です。この「絆」を音読した「ばん」と「徳(とく)」が組み合わせられて、「絆徳(ばんとく)」という言葉が生まれました。

なお、この「ずっと一緒にいられる関係性」というのは、物理的な場所を共有している、という意味ではありません。心がつながっている、ということです。

例えば、あなたが「お客さまによいこと」をすれば、購入の価値を感じてくださって、あなたの会社や商品を大好きになってくれて、担当スタッフと心がつながる(ずっと一緒にいてくださる)、結果的にリピートや周りへの紹介をしてくれるようになるので、売上も利益もアップします。

他には、あなたが「部下によいこと」をすれば、ずっと一緒にいてくれる、つまり、社員の定着率があがる(離職率が下がる)ので、採用コストが下がるだけではなく、モチベーションが高まり、生産性が向上し、利益がアップします。


簡単に言えば、あなたが相手に「よいこと」をする、そして、絆ができるということが、きれいごとや精神論にとどまらずに、高い経済合理性を生み出すことができる、という、これまでにありそうでなかった画期的な経営理論なのです。そして実際に、「絆徳」を取り入れた数多くの企業が劇的に収益性をアップしてきました。

重要なポイントは、あなたがしていることが、お客さまや部下にとって「よいこと」になっている必要がある、という点です。あなたの視点で「よいこと」だと思っていても、相手から見て価値を感じて頂けていない場合は、高い収益性が実現できないことも分かってきています。

会社の独りよがりな「よいこと」では、お客さまが離れてしまいます。また、従業員の気持ちが分からないままでは、組織に一体感を生み出したり、生産性をあげたりするのは困難です。では、「相手にとってのよいこと」を認識し、本質的な「絆徳」を実現するにはどうしたらよいのでしょうか?


3. 「絆徳の中心的な質問」だけでいい

独りよがりな「よいこと」ではなく、本質的に相手に価値を届けるには、「絆徳の中心的な質問」を常に意識することが大事である、と絆徳経営の提唱者、清水康一朗は言います。

相手はどんな人で、
何を求めているのか?

この「絆徳の中心的な質問」において、例えば「お客さまはどんな人?何を求めている?」と考えて、それを言語化したうえで、ホームページやSNS、プレゼンテーションの受注率があがる、というのです。

絆徳経営の提唱者、清水康一朗

多くのケースにおいて、「お客さまはどんな人?」への答えの言語化ができていないので、見込顧客を振り向かせることができていません。そして、「何を求めている?」への答えの言語化ができていないので、受注率が高まらないのです。

同じように、「部下はどんな人で、何を求めているのか?」の答えがない、・・・例えば、部下は彼氏や彼女がいるのか、週末に何をしているのか、好きな食べ物や趣味は何か、などが言語化できていないので、部下との心の絆が生まれないのです。


4. 絆徳の2つの「よいこと」(良・善)

絆徳の実践において、相手に「よいこと」をするには、2つのよいことを使い分ける必要があります。その2つとは、良(りょう)と、善(ぜん)です。清水康一朗は、この「良」と「善」を下記のように定義しています。

良(りょう)相手を喜ばせること
善(ぜん)相手を成長させること

例えば、子供が甘いものを欲しがっているシーンを思い浮かべれば、理解しやすいかもしれません。「良」いこととして、甘いものを与え続けていれば、子供は喜ぶかもしれませんが、将来的に本当によいことか?といえば、そうではありません。甘いものを与えずに我慢を覚えることで、子供を成長させる、といった「善」いことも時には求められます。

また、部下をほめる(良)だけではなく、時には、改善の指導をして、成長させることも「善」いこととなります。結果的に、この人といると「よいこと」がある、この会社にいると「よいこと」がある、と感じてもらえるコミュニケーションが大切なのです。


5. 絆徳の経営スクール

これまで共有してきた「絆徳」や「絆徳経営」に関して、経済団体や企業からの講演依頼や研修依頼が増えております。また、各種のメディアからも取材の依頼を頂いており、下記のリンクからお問い合わせをすることができます。

また、3日間の集中講座、絆徳の経営セミナー(MBS)シリーズについても下記のリンクから詳細をご確認頂けます。「絆徳」や「絆徳経営」が広がって、多くの人が「働く幸せ」を実感し、世界がよりよい場所となるために、絆徳の経営スクールは、活動を続けてまいります。

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