ラーニングエッジコラム 
経営者向けオンラインセミナーのメリットや活用方法などを説明します。
多忙な中小企業経営者ならオンラインセミナーを活用して知識を身に着けるのが便利です。
中小企業の経営者としてどのようなオンラインセミナーを受講するのが良いのか、選ぶポイントや活用方法などを知り必要な講座を受けることで、自社のビジネスに役立てられます。
ぜひオンラインセミナー選びの参考にしてください。
経営者向けオンラインセミナーに参加する3つのメリット
経営者向けのオンラインセミナーを受講するメリットは、以下の3点です。
- 経営者に必要なスキルや知識を学べる
- モチベーションが向上する
- 移動時間が不要
オンラインセミナーは業務の多い経営者でも比較的受講しやすいため、積極的に活用していきましょう。
1. 経営者に必要なスキルや知識を学べる
多くの経営者は経営に必要なスキルや知識を十分に持っていると思いますが、起業したての経営者は苦手な分野や不足しているスキルなどがあるかもしれません。
書籍や動画などでも知識やスキルを学ぶことができますが、得られる情報に限りがあり、最新の情報が得られないことも多いです。
セミナーでは最新の情報を持つ専門講師の話を聞けるため、自分に不足している知識やスキルを効率的に学べるでしょう。
2. モチベーションが向上する
オンラインセミナーには他の経営者も多数参加します。
高い志を持つ経営者と同じ時間を共有することで、モチベーションが向上するでしょう。
経営に対する意欲がわき、自身の成長に繋がります。
また、セミナーで新しい知識・スキルを得てそれを自社経営に役立てたいという気持ちも、モチベーションの向上に関わっています。
3. 移動時間が不要
オンラインセミナーはパソコンとインターネット環境があれば、どこでも受講が可能です。
経営者は忙しくなかなか勉強の時間が取れないという人も多いでしょう。
会場型のセミナーの場合、移動時間が必要です。
オンラインセミナーはセミナー会場がどこであっても移動の手間がかからないため、受講しやすいのがメリットです。
経営者向けオンラインセミナーのデメリット2つ
オンラインセミナーでは会場に行く必要がありません。
しかし、それにより他の経営者との交流がしづらく、ついセミナーを受けながら自分の業務をしてしまうというデメリットがあります。
この2点のデメリットについて詳しく説明します。
1. 他の経営者と交流がしづらい
オンラインセミナーでは参加者同士の密なやり取りが難しく、会場型セミナーでできるような交流がしづらいです。
オンラインでは名刺交換ができないため、他の経営者に自分を覚えてもらう機会が会場型セミナーよりも少なくなります。
Zoomなどのオンラインミーティングツールには、背景を設定できる機能があります。
背景に自社ホームページなどのリンクをつけたQRコードを設置し、他の経営者に読み込んでもらえば良いアピールになるでしょう。
2. 自分の業務を優先しがちになる
オンラインセミナーは会場型セミナーに比べて集中力が持続しづらいです。
会場型セミナーでは途中退場がしづらいですが、オンラインセミナーでは受講しながら他の業務をすることも可能です。
部下がセミナー中だと気づかず指示を仰いでくる可能性もあります。
オンラインセミナーを受講する際は、邪魔するものがなく集中できる環境を整えることが重要です。
あらかじめ部下にセミナーの予定を周知したり、自分のデスク以外の場所で受講するなどの工夫をしましょう。
経営者としてオンラインセミナーで身に着けたいスキル・知識4ジャンル
経営者に必要なスキルや知識は様々なものがありますが、オンラインセミナーで学べる内容は大きく4つのジャンルに分けられます。
- 経営者マインド
- 事業構築・戦略立案
- 経営者としてのビジネススキル
- 人材育成
どれも経営者に必要な知識やスキルです。
自分に不足している分野のオンラインセミナーを重点的に受講し経営力をアップしましょう。
1. 経営者マインド
経営者マインドを学ぶことで、経営者自身が成長できます。
経営者マインドを学べるオンラインセミナーでは、以下のようなテーマを取り扱っています。
- リーダーシップ
- コミュニケーション
- 経営哲学
- 成功哲学
- 目標達成
- 自己実現
- 心理学・NLP（神経言語プログラミング）
経営者は会社に何か問題が起きたときでも、前を向いて進んでいく強さが必要です。
知識を身に着けるだけなく、既に成功している経営者からの体験談を聞くことからもマインドを高められます。
2. 事業構築・戦略立案
事業構築や戦略立案のセミナーでは、自社を成長させるために必要なスキルや知識を学べます。
- 企業理念・ミッション・ビジョン・バリュー構築
- 戦略立案
- 事業開発・商品開発
- 中長期経営計画の作成
- 会計・財務
- 資金繰り・融資
- 顧客・市場開拓
自社の収益を安定させるための方向性を決める方法や、倒産しない財務知識などの具体的な経営戦略を身に着けられます。
どのような環境でも自社を効率的に運営していくために必要なセミナーテーマです。
3. 経営者としてのビジネススキル
ビジネススキルのセミナーは、実践を通して身に着ける内容が多いです。
経営者に必要なビジネススキルは多岐にわたるため、自分の苦手分野に絞って受講しましょう。
- セールス
- マーケティング
- システム導入・IT知識
- プレゼンテーション
- ライティング
- コーチング
- マネジメント
- 業界専門知識
経営者の役割は事業・資金配分・人材配置を決定することですが、従業員が事業計画やビジョンに沿って動いているかを確認し指導する立場でもあります。
経営者自身がビジネススキルを身に着けていなければ従業員を導くことができないため、最新の知識やスキルをオンラインセミナーで得ることが大切です。
ラーニングエッジが開催している「絆徳の経営スクール（MBS）」では、事業を成長させたい経営者に必要な「マーケティングの原理原則」をお伝えしています。
短期的なノウハウやテクニックではなく、市場の変化に負けずに売上を伸ばし続けることができる本質的なマーケティングです。
3時間の無料オンラインセミナーを開催しておりますので、あなたのビジネスを飛躍させるマーケティングスキルを身に着けたい方は、ぜひ体験してみてください。
4. 人材育成
人材育成ジャンルのセミナーでは、従業員の教育を通して自社の生産性アップや業績向上に繋げる方法が学べます。
- 採用計画・育成計画
- 新人研修
- 管理職の育成
- 後継者の育成
- 人事制度
- 職場環境の整備
会社は経営者一人で成り立つものではなく、従業員の成長が会社の成長に繋がります。
人材育成を中長期的に取り組むことで、自社の課題を解決することが可能です。
経営者がオンラインセミナーを活用するポイント3つ
ここでは経営者がオンラインセミナーを活用する際のポイントを3つ説明します。
- 予習する
- 講師に質問する
- 実践する
業務で多忙な中オンラインセミナーを受講するので、最大限活用できるように心がけましょう。
1. 予習する
オンラインセミナーを有益なものにするには、目的意識をもって受講することが重要です。
セミナー内容を予習しておくと自分の苦手な部分がわかり、何を重点的に聞けばよいのかがわかります。
目的意識があると受講姿勢が良くなり、集中してセミナーを聞けます。
2. 講師に質問する
オンラインセミナーでは、ミーティングツールのチャットを使って質問ができます。
会場型セミナーでは多くの参加者の前で質問しなければならず気後れしてしまいがちですが、チャットなら気軽に質問ができるでしょう。
セミナー後に必要な情報を聞けなかったと後悔することがないように積極的に質問することが大切です。
3. 実践する
セミナーで学んだことはできる限り早く自社で実践しましょう。
実践することがアウトプットになります。
早めに実践することで、オンラインセミナーで学んだことを自社に生かせます。
経営者として成果を出すことを前提にセミナーを受講することが大事です。
経営者向けオンラインセミナーを選ぶ際に確認すべき3つのポイント
経営者向けのオンラインセミナーを選ぶポイントは以下の3点です。
- 内容・レベル
- 講師の質・開催元の信頼性
- 日程・費用
仕事で忙しい中オンラインセミナーを受講するため、自分に適したものかよく確認したうえで申し込みましょう。
1. 内容・レベル
オンラインセミナーの内容が自分の必要としているものか、自分に適したレベルのものかを確認します。
セミナー内容やレベルが合っていなければ必要な学びを得られず、時間や費用が無駄になってしまいます。
受講目的や学びたい内容を明確にし、それに合ったオンラインセミナーを選びましょう。
2. 講師の質・開催元の信頼性
セミナーの講師や開催元の企業が信頼できるかどうかを確認することは、オンラインセミナーを選ぶうえで重要です。
中には高額商品を販売するためだけのオンラインセミナーや受講するに値しない情報しか教えないセミナーもあります。
講師名や企業名を検索するとセミナー開催実績や口コミが表示されるので、口コミが低評価ばかりであれば受講を避けましょう。
3. 日程・費用
経営者向けのオンラインセミナーには数日間に渡って開催されるものもあります。
日程が長くなるほど費用は高額です。
学びのチャンスとかけた費用を無駄にしないためにも、全日程自分のスケジュールを押さえておかなければなりません。
業務に支障が出ない日程と予算内に収まる費用なのかの確認が必要です。
無料セミナーが実施されていれば、内容に不安があってもお試しでセミナーを体験できます。
経営者もオンラインセミナーを受講して自社のビジネスに役立てましょう
この記事では経営者向けのオンラインセミナーを受講するメリットや学べる内容などを説明しました。
経営者は会社のトップで従業員を引っ張っていく存在です。
しかし、学ぶ意欲を持ち続けなければ成長がなくなります。
オンラインセミナーであれば場所を選ばないため、忙しい業務の合間を縫って受講しやすいです。
今後も経営者として必要な知識やスキルを増やすために、オンラインセミナーの受講を検討してみてはいかがでしょうか。
「絆徳（ばんとく）の経営スクール（MBS）」は、中小企業経営者に必要なマーケティングの知識や考え方などが体系的に学べるセミナーです。
「絆徳（ばんとく）」とは「あなたがよいことをするので、ずっと一緒にいられる関係性」という意味です。
自らが顧客にとって「よいこと」をすれば、顧客は自社のファンになってくれるでしょう。
そして自社の売上が上がります。
自社の利益だけを追及するのではなく、社会性・理念と経済合理性を矛盾なく両立させることが絆徳経営です。
セミナーでは実際に自社ビジネスに活用できる実践的スキルや、マーケティングによってビジネスを拡大した成功事例を学べます。
自社だけが良いのではなく、顧客や社会にとっても良いビジネスをするために「三方よしのマーケティング」をぜひ学んでください。
